風大丸亭日乗

元大学教員、双極性障害、本と音楽と映画、そして毎日は続く

『もっと地雷を踏む勇気』

7時起床。気が済んだのか、本当に病気で治ったのか、娘は元気に学校へ。息子は依然としてインフルエンザで高熱で病後児保育。午前中は引き続き試験採点。なんとか先が見えたところで昼寝。インフルエンザが感染防止のために体力をつけておこうと思ってのことだが、結局ごろごろしてただけで科学的根拠はまったくない。発熱したのが火曜日だから、もう大丈夫だとは思うのだが、関節が痛かったりすると「もしや・・・」となったりする。とにかく去年のような、あんなしんどい目に遭うのだけはご免だ。夜は1週間お疲れさんということで、近所の「神楽」でラーメン。ネットで頼んだ「割れチョコミックス」をパクついて就寝。バレンタインデーのチョコは、妻と娘と買いに行ったのだが、どれもお酒が入っているので断念したという釈明だった(しつこいようだが、「断酒中」なのだ)。眠る前に娘が「おなら」の話をしていたのが可笑しかった。学校では「すっと」するらしい。女の子の世界も大変だ。

もっと地雷を踏む勇気 ~わが炎上の日々 (生きる技術! 叢書)

もっと地雷を踏む勇気 ~わが炎上の日々 (生きる技術! 叢書)


時代が小田嶋隆に追いついた、というべきか、ネット社会を語らせたら右に出る者はいない。相変わらず、ああでもないこうでもない論理をいじくりまわしているが、これも(本文中で述べられている通り)民主主義には必要な手続きなのだろう。どのコラムも傑作だが、「友達申請という悲鳴が飛び交う地獄」の『スタンド・バイ・ミー』の引用が美しい(「私は、あの12歳の時に持っていた友人に比べられるような友人を、その後、二度と見つけることができなかった。くそ。そんなこと、誰にだって無理に決まってるじゃないか」)。確かにフェイスブックは「古い友達を召喚する」ことに使うのがいいのかも知れない。大学時代のあいつはどうしているだろうか。ツイッターもフォローしているが、こちらも活発に活躍しているようで慶賀の至り。『日経ビジネスオンライン』も購読してみようかな。これ以上、読むものを増やしてどうする、という話だが。
FINE FEATHERS MAKE FINE BIRDS

FINE FEATHERS MAKE FINE BIRDS


300円均一のワゴンセールから発掘。ライブ盤だが歌が上手いので違和感なく聴ける。そういえば、ススキノ探偵もUAを聴いていたな、とふと思い出した。