ニーチェの警鐘
7時起床。朝一で市役所に書類を取りに。去年はほとんど仕事をしてないので、源泉徴収を見ると思わず泣けてくる。午後はまたごろごろしていたらいつの間にか眠ってしまった。子どもを迎えに行って、翻訳をちょっとだけ。妻が子どもを連れてサティに行ってしまったので、帰りを待たずに眠ってしまう。
ニーチェの警鐘 日本を蝕む「B層」の害毒 (講談社プラスアルファ新書)
- 作者: 適菜収
- 出版社/メーカー: 講談社
- 発売日: 2012/04/20
- メディア: 新書
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ニーチェによる現代時評(ということになるのだろうか)。「B層」とは聞き慣れない言葉だが、「マスコミ報道に流されやすい『比較的』IQ(知能指数)が低い人たち」のことのそうだ。あんまりな言い草だとは思うが、そういう人たちが「畜群」なのだから仕方ないのか。その他、「B層」が好むものとして、改革刷新、維新、絆、坂本龍馬、相田みつを、EXILE、埋蔵金、人権の党、アジェンダなどが挙げられているが、著者の好き嫌いが反映されている面がなきにしもあらず。その一方でブームでニーチェ本を買うのはB層なのだろうから、この皮肉な現象をどう考えればいいのだろう。とりあえず「超人」になるのが困難なのは間違いがないようで。