風大丸亭日乗

元大学教員、双極性障害、本と音楽と映画、そして毎日は続く

『いつだって僕たちは途上にいる』

6時半起床。息子を保育園に送ってから、娘の小学校から電話。なんでも卒業式の予行練習とかで、今日は授業も給食もないらしい。あわててコンビニでパンを買って届ける。明日も弁当らしいが、妻は泊まりがけで飲み会だし、どうしたものか。その後、病院でちょっとここには書けない壮絶な話を聞いて帰る。やはりしばらく断酒は続けることにしよう。翻訳をちょっとやって送ってから昼寝。あっという間に迎えの時間になり、夕食にデリバリーのピザを頼む。僕の住んでいる場所は、市内でも端の方にあるので、いままで配達区域外だったのだが、ようやく光回線に続いて開通したのだ。子どもたちはパフェも食べてご満悦。最近3人の間で流行っているクイズをしながら寝かしつける。夜中に息子が「お母さん・・・」としくしく泣いていたが、起きて慰める気力がなかった。


対談シリーズ第3弾。相変わらず同級生でじゃれ合っている感じがとてもよい。今回のお題は「文学」と「映画」。文学はともかくとして、映画音痴の僕としては(さすがに『リトル・ダンサー』くらいは観ていたが)課題を与えられた気分。とりあえず、『グッド・シェパード』と『亀は意外と速く泳ぐ』は観てみよう。あ、あと『マイ・ページ・バック』も(主題歌を真心と民生がやっていて、これがとてもよかった)。どこかで村上春樹が(『村上ラヂオ』だったか)「自分のことをおじさんと言わない(=自己規定しない)」と書いていたが、この2人は対照的に「おっさん」になることで「生還した」とか「解脱した」と言っている。どちらの感じもよく分かるだけに、まだ自分の中では決めかねている。その一方で「中二病」の話になっているわけだが、僕もまた「青春」という厄介な幻想に捕らわれているので、結局「青年」でありながら「おっさん」でもあるという曖昧な形でやっていくしかないんだろうな。