『日本をダメにしたB層の研究』
6時半起床。妻のいない朝。今日も卒業式で休職がないので、娘には悪いがコンビニのおにぎりを持たせる。昨日戻って来たPCを開封して無事に起動。環境もそのままだし、データもちゃんと保存されている。ちょうどサポートセンターから電話がかかってきて修理状況を聞いたが、一度分解して点検して組み立てたら正常になった、という説明。ということは、原因はいまだに不明というわけで、いつまた壊れるか分からないということだな。ちゃんとデータのバックアップをしておかなくては。夜になってお好み焼き屋で妻と合流。子どもたちは大はしゃぎ。
- 作者: 適菜収
- 出版社/メーカー: 講談社
- 発売日: 2012/10/19
- メディア: 単行本(ソフトカバー)
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引き続き「B層」の研究。今回はニーチェの言葉は控えめで、とにかく「知らないことは言わないほうがいい」という信念の元に、「なんでも参加したがる」B層をめった斬り。後半は政治の話になっているが、こちらも失言・失態をひとつひとつ列挙している(特に民主党は徹底的に攻撃している)。『ニーチェの警鐘』の結論としては、「仕事はプロに任せておけ」というのがあったが、その「プロ」の仕事が信用出来なくなったから、現在の状況があるわけで、そういう意味ではいまひとつ説得力にかける。で、結局「B層」というのは何かというと、「勘違いしているバカ」としか書いてないわけで、あまり「研究」に値するようなものにはなってないような気がする。作者はこの社会がとにかく嫌いで仕方がないことはよく分かったが。