風大丸亭日乗

元大学教員、双極性障害、本と音楽と映画、そして毎日は続く

私小説の効用

5時起床。結局、今日実施する中間試験を必死になって作成。なんとか間に合ってほっとしたところで、起き出して来た妻になんだかんだと文句を言われる。言ってもないことを「言った」と言われ、やってもないことを「やった」と言われる繰り返し。挙げ句の果てには「脳が萎縮してるからよ」と言われる始末。確かにレントゲンではそういう結果が出ていたが、あくまでもそれは年齢にしては、の話。それも1年前の入院中のこと。決してアルツハイマーということではないのだが。まあ。お互いに週末の松山で疲れているのだろうと思いながら出勤。合間に友人とお茶をしながら、授業×2。職場でもちょっとしたトラブルがあって、精神的にダメージを食らう。まあ大したことではないのではないのだが(そして自業自得ではあるのだが)、個人的には重大な問題。暗い気持ちになりながら、子供を迎えに行って早めに就寝。寝る前に小谷野敦私小説を読む。読み方としては邪道かも知れないが、こういう時は「ああ、ここにも不幸な人がいるんだ」と思うと、心に染み入るようで慰めされる。まだ読み終わってないので、感想はまた明日。