風大丸亭日乗

元大学教員、双極性障害、本と音楽と映画、そして毎日は続く

正しい休み方について

昨日は遅くうだうだしていたので、めずらしく7時まで眠って、それからまた二度寝して10時まで。バイナリーで負けまくって、なんかつきものが落ちたのだろうか。気分は悪くないが、この首が痛いのだけは、なんとかならんかな。

昨日から「ゆっくり動く」ことを意識している。トイレに行くのにも身体が動かない時は、それに抵抗せずに、ゆっくり起き上がる。ゆっくり歩く。宅急便が来ても、配達員さんには悪いが、のろのろと玄関に向かう。とにかく、急に動くのはよくないという持論。

まあ、そうは言っても、仕事やらメールやら書類やら(特にいまはいろんな申請書類で生きるか死ぬかが決まるので)、どうしてもやらないといけないこともあるので、「よしっ!」と気合いを入れないといけない時もあるのだが、それ以外はみんな後回しにして、ベッドに横になっていようと思う。

コンビニ。いつものビタミンと野菜ジュースにくわえて、豆乳と鉄分もプラスすることにする。飲むだけでも大変だが。

とかなんとかベッドで書いていた効果か(市販の睡眠剤を飲んだような記憶もある)、いつの間にか眠ってしまって、起きたら14時。1日を損したような気もするが、うつの時間帯をやり過ごしたと思えばよし。

昔からよく見る夢で、読みかけの小説やマンガの続きを自分が書いてる、というのがあるが、あれはなんなんだろうな。

途中、電話があって、郵便屋さんが来た。

充電出来なくなったメインのスマホを修理に出していたのだが、見積もりは5千円だったのに、2万近くかかったと言われ、「なら、そのまま返してください」と連絡しておいたら、「なんじゃかんじゃで(忘れた)、5千円でいいです」という返事。なんかいい加減というか、ぼったくりというか。でもラッキーはラッキー。

郵便は「住宅確保給付金」に必要な管理会社の証明書。銀行残高もそこそこ(あくまでそこそこ)あり、傷病手当も受け取っているので、あまり期待は持てそうにないのだが、審査にも時間がかかるようだし、送るなら早い方がよかろう、というわけで、「まだ眠い・・・」と思いながら、しばらくぼ~っとして、散歩がてら郵便局に(レターパックの買い置きがあってよかった)。ここでもゆっくりの原理(でも、やっぱりエネルギーはすごく消費する)。この制度のミソは、受給者じゃなくて、不動産屋に振り込まれること。うん、直接もらうと使っちゃうからね。

のろのろと着替えをして、さて、出かけようと階段を降りたところで、なんか雨になりそうだし、もろ低気圧の予感(『うつヌケ』参照)、「まあ、明日出しても、どっちみち着くのは日曜日だしな」とつぶやいて、ポストだけチェックして退却。黒白がいたので、撫でさせてもらう。

昨日、キンドルで読んだ本。うつに関しては、いろいろと本が出ているが、双極性障害についてはあまりない。いずれ、まとめて書こうと思うが、簡単に言うとハイとローの行ったり来たりで、ハイの時にトラブルを起こしやすい(本人が言うのだから間違いない)。それでいて、うつの状態の時もあるので、上がったり下がったりで、とても疲れる。この著者のように、家族や職場のバックアップが必要なのは間違いないのだが、躁状態の時には、ほとんど「狂気」で、周りがついていけず、さじを投げられることもしばしば。その点、この会社はホワイト企業で恵まれている。問題は復職プログラムなのだが、これについては長い長い話になるので、いつかまとめて書くことにする。もろもろの申請書を書くだけで疲れるというのは、まさにおっしゃる通り。病気だからそれが出来ないのに、例えば、傷病手当が給付される書類を用意するだけで、自分を奮い立たせないといけない。僕は行くところまで行ってしまったが、うまく折り合いながら生きていけることを心から願います。

と、ここまで書いたところで、意識がなくなった。なんかかんかあったような気もするが、まあいいか。

おやすみなさい、俺。