風大丸亭日乗

元大学教員、双極性障害、本と音楽と映画、そして毎日は続く

正しい休み方について(その2)

7時起床。なぜだかよく眠れた。気のせいか、首の痛みも少し楽になったような。いつものように、ジャクリーヌ・デュ・プレをかけて、「僕は自分が大好き!」と叫んで、ネットでニュースを読んで、メールをチェックして。

一段落したところで、ちょっとお金の心配。妹からの返済があまりあてに出来なくなったので、今月は家計を引き締める必要がある。「緊急小口資金」がいつ給付されるか分からないので(あくまでもされるとして、だが)、27日に傷病手当が振り込まれるまで、もろもろ含めて10万円でなんとかしようと決める。

というのも、妹(の会社)に100万円貸しているのだが、コロナの影響でイベントがのきなみ中止になって非常に苦しい状態にあるとかで、月々3万円返してもらう予定が、最初に2月に振り込まれたきり、3月、4月分はもらっていない。あんまり催促するのもなんだし、そんな時は敬語で神妙な態度になるので強くも言えない。潰れてしまってはもともこもないので、とりあえず様子を見ているが、自分の生活が脅かされるようになっても困るので難しいところ。

そこへ来て、昨日「妊娠したみたいです」とラインが入る。いや、おめでたいことではあるのだが、本人は年齢を気にしている(43歳)みたいだし、既に3人の母親であるので(つまり4人目だ)、会社は妹が動かないとなんともならないようなので、不安は増すばかり。ちなみに旦那はバツイチで、向こうに3人の子供、こっちに3人の子供、それに+1、橋下(元)知事でもあるまいし、繁殖力があり過ぎるだろう。あんまり稼ぎもないくせに(ぼそっと)。

そう言えば、今日は母の日。元妻にカーネーションとスイーツのセットをアマゾンに注文していたが、無事に届いただろうか。「桃花と綸太郎を育ててくれて、本当にありがとう」とメッセージを添えて。たぶん、無視されるだろうが、これは自己満足ということでよろしい。

ヨドバシカメラの人が来て、テレビを返品する手続き。「散財する」というのは、躁状態の典型的な症状だが、この時もブラビアの32インチのハイエンドモデルを買った(6万円)。が、設置する気になれなくて、そのままにしておいたということは、必要がないものだったのだろう。開封してなくて本当によかった。問題はいつ返金されるかということだが、以前もデビットカードで決済したのに、なかなか口座に戻って来ないということがあった。即座に引き落としされるのに、反対は時間がかかるというのは、なんか理不尽な気がする。

「やっぱ出しに行くか」で、「正心法語」をリピート再生にセットして(部屋が浄化されると聞いたので、最近、こうしている)出発。人が少ない、太陽がまぶしい。いざ投函しようとする段になって、「あれ?これ、なんの申請だっけ?」と不安になり(「もの忘れも、この病気の症状らしい)、びりびりと開けて確認。「ふむふむ。住宅確保給付金だな。緊急小口特別貸付は出したんだっけ?」分からなくなったので、ブログで確認。よし、出してる。ちまちま書いててよかった。

タバコが吸いたくなったので、ベタだが「ルノワール」で一服。客がほとんどいないので、小一時間ほど読書。いろんなことが頭に去来する。いちいち全部書いていたら、全然休んでることにならないので、セブンイレブンに寄って、しばらく思考停止する。躁転してしまっては本末転倒。

ごろごろしてたら、元妻から「お菓子をありがとうございました」というメッセージ。確かカーネーションとセットになっていたはずだが。母の日のプレゼントって分かってくれてるのだろうか。彼女とのやりとりはとても難しくて、いつも(勝手に)傷ついてしまうので、しばらくほっておくことにする。今回は機嫌がよかったのか、メールで息子の動画も送ってくれたようだが、これも見るとつらくなるので、しばらくほっておくことにする。

七福神にメール。「和解」を持ちかけられる。どういう意味かは分からないが、とにかく片付けないといけないことのひとつ。

アマゾンプライムビデオで、『配達されたい私たち』エピソード2。エピソード1はボロ泣きだったが、今回はまあまあ。「うつ状態でそんなに動けるわけがない」とか、「自殺は発作的にやるものでカウントダウンとかありえない」とか、不自然な設定もあるが、それでも、最後の佐野元春の歌が流れると、いつも泣く。とにかく、ビデオを観られるようになるとは、ここ数年では考えられられないこと。

修理が終わったスマホが届く。いちから設定する気力がないので、明日以降にしよう。

なんか心がざわざわしてきたので、睡眠薬を飲んで寝る。夜中に目が覚めるのは分かっているんだけど。

17時くらいに起きて競馬。ちょい負け。

元妻には「どういたしまして。楽しい母の日を」とだけ書いて送る。息子の動画は、見たらつらくなりそうなので、明日にすることに。

昨日買って結局食べなかった親子丼(だったか?)を食べる。なんか物足りなかったので、ウーバーで適当に注文(1日1食だから、それくらいはいいだろうと言い聞かせている)。

雑誌を読みながら、ごろごろ。「あっさりと生きる」というフレーズが心に残る。

再び、競馬。今度はうまくいって、トータルで4千円の勝ち。即ヤメ。

「正しい休み方」を書いたものの、むしろ常になにかをしていたという結論。それでも、土日が来るのが本当に怖くて、充実とは言わないが、うつになる時間を埋めることは出来たのは収穫(疲れたけど)。「人生は死ぬまでの暇つぶし」という言葉もあるが、いまんとこ、そんな感じ。

今日もお疲れさまでした、俺。