風大丸亭日乗

元大学教員、双極性障害、本と音楽と映画、そして毎日は続く

「やろうかなと思っていること」について

11時くらいに目が覚める。悪霊は光が嫌いって読んだから、明かりをつけたまま寝たねせいだろうか(バカ)。このまま起きていて、昼夜逆転の生活にすれば、しんどくなくなるのではないかと考えたが、いかんせん、ちょっとしか眠れてないので、頭がぼ~っとしたまま、時間だけが過ぎる。

「そろそろ公募に出そうと思うんだけど」「模擬授業やってこようと思うんだけど」「翻訳でもやってみようかと思うんだけど」「フリースクールで教えてみようと思うんだけど」と、もう1人の自分に提案して「いいじゃん」と言ってはもらってるのだが、なにひとつ実行に移していない。これじゃ、ただのヒモだよ。養ってるのも自分だから、誰にも迷惑はかけていないが。

本やゲームも思いつきでばっと買って「こんなに読めない(やれない)」と思い直して返品する繰り返し。アマゾンもいい迷惑。

SNSでも出会い系でもなんでもいいから、友達でも作ろうかと思ったりするが、なんかさもしい感じがして(自意識過剰なのは承知してるが)踏み出せず。

で、一体、何をどうしたいのだ。

まあ、いいや。ごろごろしながら、山本直樹

夕方のおともだち (CUE COMICS)

夕方のおともだち (CUE COMICS)

  • 作者:山本 直樹
  • 発売日: 2009/05/14
  • メディア: コミック
 

表題作は掛け値なしの傑作。でも、SM嗜好というのは、永遠に理解出来ないだろうな。痛いの嫌だし。

ラインのオープンチャットをのぞいたりして(参加しなかったけど)、あ、ツイッターのアカウントがあったな、と思って、ひさびさにログインしてみたら、「自殺したら身内の人に傷が一生残るのでしょうか」というようなツイートがあったので、「絶対に残ります、他でもない僕がそうです。負の連鎖は止めてください」と反射的に返事をしてしまった。

生きてるのが苦しくて、死んだら楽になると思うのが、自殺者の典型的な心理だと思うが、残された人たちのことは別問題で「どうして死んでしまったんだろう?」と悩み続けることになる。ああしてやればよかった、こうしてやればよかった、という後悔も。そして、あの人にとって、自分は大切な人間ではなかったのだろうか、と。自分が死んで楽になるのと、残された人(まだ生きようとしている人)が苦しむのを天秤にかけて、それでも死ぬことを選ぶなら、なんにも言わない。まあ、そういうことに思い至る状態であれば、自殺なんかしないんだけど。

ついでに書いておくと、ちょっとしたきっかけがあって、某新興宗教の研究(信仰ではなく、あくまで「研究」)をしている。なんでもそうだが「いいこと言ってるな」と思うこともあれば「ちょっと、それは・・・」とついていけないところもある(いまんとこ、3:7くらい)。その中でも、いちばん感心したのは「自殺はいけない」と説いている点で、ホームページにも「死なないでください」というページを設置して、相談ダイヤルなんかもあるらしい。なんでも自殺した人は天上界にも地獄にも行けなくて、延々とその体験を繰り返すらしい。ちょっと分かりにくいが、電車に飛び込んだ人は、その行為を「リピート」させられるそうだ。死ぬのは怖いし、轢かれたら痛い。それが一度で終わらずに、何度も同じことを繰り返させられる。ちっとも楽になんかならない。やがて天使が迎えに来てくれるそうだが、それはともかくとして、この仮説(じゃないんだろうな、信じてる人にとっては)は、自殺しようとする人にとって強力な「抑止力」になると思う。

いつのまにか、話が「やってはいけないこと」になってしまった。もう朝か。なにしようかな。

結局、だら~として、元妻に送金完了の連絡。めずらしく機嫌がよかったらしく、いつもの「ありがとうございました」だけでなく、息子がハムスターを飼い始めたことなどが綴られていた。それから、そのペットショップで売れ残ったアメショーがいて、それが風太(先代猫)にそっくりで、娘が一目惚れしてしまったので、どうしようか迷っている、とも。彼女の心の支えになるだろうから飼ったら? と賛成しておいた(あまり余計なことを言うと、またキレられるのでやめた)。

というわけで、今日「やろうかなと思っていること」。

1.部屋の掃除(出来る)。

2.ゲーム(どれをやろうか、いまだに決めきれていないので、微妙。なんか義務みたいになってるな)

3.郵便局に行く(たぶん出来る)

4.ツイッター(いまだに使い方が分からなくて、粗相をするのが怖いのだが、とりあえずいじってみる)

5.公募の書類(とりあえず、勢いをつけて、履歴書だけでも完成させたい)

6.もろもろのメール(たぶん書かない)

7.模擬授業研修(めんどくさいけど、時給を稼ぐか)

8.銭湯(行く)

まあ、こんなもんか。半分出来たら上出来。自分に甘く。

1時間後。すぐにくじける。もともと調子悪いのに、睡眠不足が加わって。とりあえず、予定は白紙。でも、薬を飲まないと眠れないしなあ、結局、ふとんかぶって、うんうん言うしかない。

やることないので、元妻と息子と娘を想像してみる。プラス、ハムスター(「ふく」と命名されたらしい)、そしてアメショー。うん、いいな。なんか楽しそうだな。仲間には入れないけど、考えるだけでも、幸せな気分になるな。

ちょっとマシになって、パソコンに向かったが、なにもやる気になれない。ならば、銭湯に行こうかと思ったが、なかなか立ち上がれない(決断力が低下するのも、うつの症状のひとつである)。

1時間くらい経過してから、ようやく出発。ああ、やっぱり外に出たら気分がいいな。しかしながら、稲荷湯、定休日。仕方がないので、北口からぐるっと回って帰る。あ、明日からセレオが営業再開か。これは収束に向かってると解釈していいのかな。

模擬授業研修、今日はとても無理なので、金曜日に予約を入れる。しかし「授業前に準備を済ませておいてください」と書いてあったが「なにをやったらいいのか分からない人は連絡ください」という公案のような内容。明日、電話してみよう。

そろそろ来月の裁判に備えないといけないので、弁護士事務所に連絡したが「折り返します」と言われて、その後なんの音沙汰もなし。国選弁護士だから仕方ないか。

ツイッター。なんかややこしいルールがある(と何度も怒られた)ようで、おっかなびっくりで、ちょっとだけプロフィールをいじったりする。このブログでぐだぐだ書いていて、つぶやくこともないので、双極性障害関係の人をいくつかフォローして、しばらくは読むだけにする。

ようやく食欲が戻ったので、もそもそと食べる(1日1食だが)。カップ麺だけじゃ物足りなかったので、カップ焼きそばを追加。今度は太る心配をしなければ。

元妻からメッセージ。

「アメショ、迎えることにしました。来週の金曜日に引き取りです。風太似だから、人気がなくて売れ残り。10月で2歳です。あなたが継続して送金してくれることを信じて迎えます! よろしくお願いします」

はい、分かりました。

ということで、結局、掃除しか出来なかった。まあいいや、許す。

めんどくさいことばっかりだけど、ひとつづつ片付けて行こうな、俺。