風大丸亭日乗

元大学教員、双極性障害、本と音楽と映画、そして毎日は続く

今年1番長い日

朝早くN先生のお見舞いに広島へ。その途中で携帯が鳴り、今朝方亡くなったという連絡が。気を取り直して病院で待ち合わせていたF先生と合流して、まだ病室にいた先生にお別れを。父のことやM先生のことも思い起こされて涙を流すばかり。気持ちを落ち着けて、とある研究会に出席。発表を聞きながらも上の空。Show must go on.「こんなことしてていいのかな」と思いながらも懇親会まで出席し、市内のバーで待っていてくれたsamurai氏と合流。店の雰囲気を壊してしまうのも顧みず、連絡すべきところに連絡しながら思う存分泣く。付き合ってもらってありがとうございました。
あれはいつだったか、雪の降る日にF先生と3人で焼鳥屋に行ったことがあった。最後に入ったのはN先生だったが、ドアは閉めず開けっ放し。びゅうびゅう寒風が入り込む中、明らかにヤバイ筋のお兄さん方が舌打ちしながらこちらを睨んできたが、N先生は気にもかけず高らかに笑っていた。先生、またあの焼鳥屋行きましょうね。立花隆に似た、おじさんだかおばさんだか分からない店主がやってるあの焼鳥屋