風大丸亭日乗

元大学教員、双極性障害、本と音楽と映画、そして毎日は続く

ケンペーくん

昼過ぎまで眠る。子供たちに起こされコンビニに。息子はアンパンマンの電話のおもちゃが気に入ったようで、「もしもし、おばあちゃん?」とか1人で遊んでる。
部屋の掃除をしたらダンボール3箱ほどいらない本が出てきたのでブックオフにたたき売る。3000円。そのお金で家族風呂に行こうということになり、米子はおーゆランド。残念ながら露天風呂付きは、1時間30分待ちだったので、普通の風呂に。
帰りにひさしぶりにお好み焼き「南風」へ。風流焼き、どろ焼き、たこ焼き、そばめし、どれもうまいうまい。と、上機嫌になっているところで、妻が訝しげな顔でそばめしをコテで検分し始めた。「どうした?」と聞くと、「ごはんが入っていない」。確かに言われてみれば、ただの焼きそばのぶつ切りと言えなくもない。まあ、でもこれがこの店のそばめしかも知れないし、もういいじゃん、となだめていたのだが、遂に店員を呼んでしまった。こういう時、妻はとことん戦う女だ。「あの、そばめしってどういうものですか?」なるほど、定義から来たか。店員もすぐに間違いに気づいたようで、「すいません、新しいのを持って来ます」ともう1人前そばめしを運んで来た。いや、もう食えないって。家族でお腹ぱんぱんになりながら帰宅。

ケンペーくん (幻冬舎アウトロー文庫)

ケンペーくん (幻冬舎アウトロー文庫)


以前、読んだことはあったが、文庫になっていたので購入。ケンペーくんがふにゃけた日本の若者を斬って斬って斬りまくる。偶然だが、解説の花くまゆうさくが「私の昔からの持論に、「自殺しようと予定している10人の人に、映画『トラック野郎』を見せたら、5人くらいは自殺する予定を取りやめるのではないか(たぶん)」と書いていて、我が意を得たり。